荒川区が公表している「認可保育園 令和8年4月入園申込(1次)状況」は、エリア別×年齢別(0〜5歳)で、募集枠に対してどれだけ申込みが集まっているかがわかる資料です。一次利用調整の結果は2026年1月23日に郵送通知とされています。
この記事では、特にニーズが大きい0〜2歳に絞って、
- どのエリアが混雑しているか(応募率で比較)
- 40点以上(=基本「共働きフルタイム」相当の層)で見た競争の強さ
- 年齢別人口に対して、何割が認可に申し込んでいるか(目安)
- 二次募集(追加募集)を検討する際の“指標”としての使い方
を整理します。
まず前提:この表の「40点以上」とは?
荒川区の入園調整では指数(点数)で優先度が決まります。この集計表にある「40点以上」は、イメージとしては 共働きフルタイム(+加点条件があるケースも含む) が中心のボリュームゾーン、と捉えると読み解きやすいです。
結論:0〜2歳の「人気エリア」はここ
0歳児クラス:最も競争が強いのは「東尾久」「荒川」「西日暮里」
荒川区の0歳は 応募率106%(募集416に対し申込442)。
その中でも応募率が高い上位は次の通りです(=人気が集中)。
| 0歳児(応募率) | 応募率 |
|---|---|
| 東尾久 | 146% |
| 荒川 | 126% |
| 西日暮里 | 112% |
さらに“40点以上”だけ見ても、東尾久・荒川は 40点以上応募率が100%超で、フルタイム層だけで枠を上回っています(=かなり激戦)。
↓荒川区 認可保育園 0歳児クラス 令和8年4月入園申込 エリア別申し込み率

1歳児クラス:最激戦は「西尾久」、次いで「東尾久」「東日暮里」
1歳(合計)は 応募率114%(募集601に対し申込687)。
| 1歳児(応募率) | 応募率 |
|---|---|
| 西尾久 | 150% |
| 東尾久 | 125% |
| 東日暮里 | 120% |
1歳は、40点以上でも 西尾久124%/東日暮里110%/東尾久109% と、フルタイム層だけで枠超えが起きています。
↓荒川区 認可保育園 1歳児クラス 令和8年4月入園申込 エリア別申し込み率

2歳児クラス:人気は「東日暮里」「西日暮里」、ただし40点以上は“枠内”傾向
2歳(合計)は 応募率114%(募集147に対し申込168)。
| 2歳児(応募率) | 応募率 |
|---|---|
| 東日暮里 | 144% |
| 西日暮里 | 141% |
| 町屋 | 124% |
一方で2歳は、40点以上応募率が全体で 80%。つまり「申込みは多いが、40点以上だけで枠を埋め切っていない」エリアが多く、点数が40に満たない層にも可能性が残りやすい読み方ができます。
↓荒川区 認可保育園 2歳児クラス 令和8年4月入園申込 エリア別申し込み率

“40点以上”の比率を見ると、0歳・1歳はほぼ「フルタイム勝負」
申込総数のうち40点以上が占める割合(全体感の目安)です。
- 0歳:383 / 442 → 約86.7%
- 1歳:585 / 687 → 約85.2%
- 2歳:117 / 168 → 約69.6%
0〜1歳は、申込者の大半が40点以上。つまり、「40点未満での一次突破」は構造的に厳しいエリアが出やすい、という前提になります。
荒川区の年齢別人口に対して「何割が認可に申し込んでいるか」(目安)
荒川区が公表している年齢別人口は「令和7年4月1日現在」のため、令和8年4月入園(一次)の年齢クラスと厳密には一致しません。そこで本記事では、年齢を1歳繰り上げて次のように対応づけ、申込割合の“目安”を算出します。
荒川区の年齢別人口(令和7年4月1日現在)は以下です。
- 0歳:1,383人
- 1歳:1,458人
- 2歳:1,533人
令和8年4月時点にするため、上記の年齢に1歳を追加します。
そしてこれを分母として、今回の「申込総数(合計)」から“申し込み割合(目安)”を出すと:
- 1歳:687 / 1,383 → 約49.7%
- 2歳:168 / 1,458 → 約11.5%
読み取りのポイント:
- 1歳が最も申込み割合が高い(0歳で入れなかった/育休復帰タイミングが1歳で集中、などが起きやすい)
- 2歳は申込割合が低く見えるが、これは「すでに在園している子が多い」「転園ニーズ中心」「そもそも募集枠が少ない」など要因が重なりやすい
※厳密には「申込総数」には転園・きょうだい・家庭状況なども混じるため、人口=出生人数の完全な代替ではありません。ただ、二次募集の判断材料としては“温度感”をつかむのに有用です。
二次募集(追加募集)で「自分が入れる可能性」を見る指標
二次募集を検討する際は、まず一次の表で次を確認すると判断が速くなります。
指標①:希望エリア×年齢の「40点以上応募率」
- 100%超:フルタイム層だけで枠超え=二次でも厳しめ
- 100%未満:少なくとも“40点以上だけでは枠を埋め切っていない”=点数次第で検討余地
例)
- 0歳:東日暮里(40点以上応募率74%)、南千住(81%)などは、東尾久・荒川より相対的に“余地”が見えます。
- 1歳:町屋(74%)は比較的落ち着いて見えますが、実際は園差が大きいので園別の空きも必ず併用してください。
- 2歳:多くのエリアで40点以上応募率が100%未満=二次で動くなら、園別の空き枠が出たタイミングが勝負になりやすいです。
指標②:応募率(全体)が高いエリアは“園を分散”させる
応募率が高い(例:1歳の西尾久150%)エリアは、同エリア内の人気園に寄せすぎると詰みやすいので、「駅距離」「園庭の有無」など希望条件に優先順位をつけて、複数園でリスク分散がおすすめです。
指標③:荒川区公式の「空き情報・統計」もセットで見る
一次集計は“申込みの圧”を知る資料、二次は“実際に空きがあるか”の勝負になります。荒川区公式サイトの「認可保育園の空き情報・統計」導線から、空き枠関連のページもあわせて確認すると精度が上がります。
荒川区 保育園 令和8年4月募集の二次募集状況が発表されました。


